「勇者が死んだ」著者:スバルイチ
1巻あらすじと感想を書いていきます。冒頭ではのちの主人公になる人物が落とし穴を作っており勇者が落とし穴に落ちて亡くなってしまいました。
目次
あらすじ
主人公トウカは、とある村の住人で、悪魔対策に落とし穴をつくっており、村に悪魔が侵入してくる事態に!すると突然勇者が現れ悪魔を退治した。
お肉が焼けたのだろうか?勇者はいいニオイに誘われ歩いていると落とし穴に落ち、そのまま亡くなってしまったのです。
朝目覚めると姿が勇者の姿に変わっていた。さっそく装備屋の店主に杖を勇者だからと1000クルークで売ってほしいとお願いするが、断られてしまう。
しかし買えなかったせいで世界を救えなかったどうすると言うとあっさり1000クルークで購入することが出来ました。
調子にのった勇者様(トウカ)は今度は飯代をタダで済ませようとお店に入る。飲食を済ませ、お会計の時に先ほどと同様に勇者だからと話すと、店長はそもそも勇者を見たことがないらしい。
店内にいたお客が戦場で見たことあると答えるが勇者を見たことがない店長は信じられないらしく、決闘することに!
しかし手に持った聖剣はぐにゃり曲がり全く剣の意味を成していない状態で、店長にあっさり倒された挙句、広場でロープで縛られ、見せ物にされていました。
すると勇者の仲間だと名乗るカイルが現れ、剣を渡すと巨大な剣をイメージするよう言うと実践してみる事に。
すると剣は大きく巨大化し、民衆達は戦場でこのような剣を勇者が使っているのを見たことあると言う。しかし剣が巨大化したまでは良かったが、剣先がぐにゃり曲がっている事から偽物だと決まった。
しかし仲間のユナがギルドに依頼が出ている悪魔討伐遠征の依頼で勇者が誰よりも多く悪魔を倒す事で認めるか?尋ねると、それなら認めると言う事になり、勇者たちは悪魔たちの巣へと旅に出ていく事になったのです。
感想
主人公がまさかの冒頭で亡くなり、ごく普通の村人トウカが勇者の身体に転生していました。
見た目は勇者だからとタダ飯に、装備屋で高額な杖をわずか1000クルークで手に入れたりと、ちょっとやりすぎ感ありましたね。
戦闘力は当たり前ですが、村人ですから勇者とはかけ離れた戦闘力はほぼ0でしょうね。この先どういった物語になっていくのか気なりました。